共有フォルダを非表示で作成する方法 非表示にした共有フォルダへのアクセス方法
本コンテンツは、Windows Storage Server(WSS)NASで共有フォルダを非表示で作成する方法を記載しています。
例として、共有フォルダ「public2$」を非表示で作成し、「public2$」にアクセスする手順で構成しています。
概要
NASに作成した共有フォルダ名の末尾に「$」を付けると、他の端末ではそのフォルダが非表示になります。
非表示フォルダへのアクセスは、フォルダ名末尾の「$」を含んだパスをアドレスに指定すると行えます。
詳しい解説は以下をご覧ください。
共有フォルダを非表示で作成する方法
1.WSS-NAS端末を操作して「サーバーマネージャー」を起動します。
2.サーバーマネージャーの左側メニューから、「ファイルサービスと記憶域・・・」を選択します。
3.「共有」を選択し、共有エリアの「タスク」を選択後、「新しい共有...」 を選択します。
4.「新しい共有ウィザード」が起動しますので、「SMB共有 - 簡易」を選択して「次へ」を選択します。
5.共有フォルダとするフォルダのサーバーと場所を指定します。
このあとに掲載している一覧表を参考に「共有の場所」を選択し、「次へ」を選択します。
※以下の参考画像では「ボリュームで選択」⇒「D:」を例として選択しています。
共有の場所 |
説明 |
ボリュームで選択 |
共有フォルダを作成するボリューム(ハードディスク)を選択します。
共有ファイルの場所は、選択したボリューム上の「¥Shares」ディレクトリ内に
作成されます。 |
カスタムパスを入力してください |
共有フォルダの場所を指定する際に選択します。
パスの入力か、「参照ボタン」より任意のフォルダを指定します。 |
6.「共有名」に共有フォルダ名+「$」を入力します。
併せて「共有の説明」を入力し、「次へ」を選択します。
※以下の参考画像では例として「Public2$」フォルダを作成しています。
7.【共有設定の構成】が表示されるので、必要事項を選択して「次へ」を選択します。
8.「フォルダーのアクセス許可」欄に現在のアクセス権の設定内容が表示されていますので、必要に応じて「アクセス許可をカスタマイズする」を選択して設定を変更します。
アクセス権に問題が無ければ「次へ」を選択します。
9.共有フォルダの選択内容の確認画面になりますので、設定内容に問題が無ければ「作成」を選択して共有フォルダを作成します。
10.共有フォルダ作成が完了すると以下のような画面になるので「閉じる」を選択します。
以上で共有フォルダの作成作業は完了です。
非表示の共有フォルダに外部からアクセスする方法
1.「非表示」共有フォルダにアクセスする端末で、「(マイ)コンピューター」または「PC」を開きます。
※「コンピューター」アイコンがない場合は、「ウインドウ」キーを押しながら「E」キーを押してください。
2.開いたウインドウ上部にある入力欄に、以下を入力して「Enter」キーを押します。
¥¥(「NAS名」または「NASのIPアドレス」)¥(非表示共有フォルダ名)
※以下の参考画像は例として、次の設定で行っています。
¥¥server01¥public2$
・NAS名:server01
・非表示共有フォルダ名:public2$
3.非表示で作成した共有フォルダにアクセスできます。
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