1.デスクトップの「Cyberlink Media Suite」アイコンをダブルクリックして起動します。
2.「Cyberlink Media Suite」が起動します。以下の項目をクリックすると起動します。
●画面下部「動画」タブ→「動画の詳細編集」
3.「PowerDirector 15」が起動します。
※もしくは、Windowsのスタートメニューから「Cyberlink PowerDirector 15」を選択して頂いても起動します。
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1.プロジェクトの縦横比を「16:9」「4:3」のいずれかから選択します。
これは、編集中のプレビューウインドウの縦横比を設定するもので、
実際の動画の縦横比を設定するものではありません。 ここは後で設定変更ができます。
2.以下3種類の編集モードの中から、作成したい動画の形態に合わせて選択します。 ↓参照したいモードのアイコンをクリックすると、該当する内容へジャンプします。
アイコン |
モード内容 |
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フル機能エディター 機能を全て利用でき、自分で動画の編集をしたい場合はこちらを使用します。 |
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イージーエディター 動画ファイルと、スタイルやBGMを選択するだけで、
PowerDirectorが自動的に映像作品を作成します。 |
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スライドショークリエーター 画像ファイルと、スタイルやBGMを選択するだけで、
PowerDirectorが自動的にスライドショーを作成します。 |
4.もし、起動時に必ず「フル機能エディター」を起動させたい場合は、
「起動時に常にフル機能エディターを開きます」にチェックを入れます。
(同じ設定項目が「フル機能エディター」の「環境設定」にあるので、そこからでも設定できます。)
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ここでは、下記のような基本的な動画編集の流れをご紹介します。
手順 |
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メディアのインポート |
メディアファイルの取り込み方のご紹介
|
基本操作 |
画面の紹介と基本的な操作方法のご紹介 |
編集 |
基本的な編集操作のご紹介 (文字を入れる/トランジション/エフェクト/トリミング) |
保存 |
編集途中での保存方法のご紹介 |
ディスク作成 |
編集した動画をDVDへ書き出す方法のご紹介 |
※なお、画面内に表示されている機能や効果でも、製品添付のバージョンではご利用頂けないものがあります。
ご利用になりたい場合は、製品のバージョンアップをご検討ください。
パソコン内のメディアファイルを「PowerDirector 15」に取り込みます。
<インポートできるファイルの種類>
種類 |
ファイル形式 |
画像ファイル |
ARW, BMP, CR2, CRW, DCR, DNG, ERF, JPEG, JPG, JPS*, KDC, MEF, MPO*, MRW, NEF, ORF, PEF, PNG, RAF, RAW, RW2, SR2, SRF, TIF, TIFF, X3F |
動画ファイル |
264, 265*, 26L, 3G2, 3GP, 3GP2, 3GPP, ASF, AVC, AVI, BSF*, DIV, DIVX*, DVR-MS, FLV, H264, H265**, HEVC**, JSV, JVT, M1V, M2P, M2T, M2TS, M2V, M4V, MK3D*, MKV, MOD, MOV, MP4, MP4V, MPE, MPEG, MPG, MPV, MTS, MVC*, QT, TOD, TP, TPD, TRP, TS, TTS, VC1*, VOB, VRO, WM, WMV, WTV |
音声ファイル |
AAC, AC3, ADTS, AOB, APE, DTS, FLAC, M4A, MID, MKA, MP2, MP3, MPA, OGG, RMI, WAV, WMA |
※* CyberLink PowerDVD の一部のバージョンではご利用いただけません。
** HEVC コーデックを使用するハードウェア アクセラレーションでは、Intel Haswell Refresh 以上
または NVIDIA Kepler VGA 以上が必要です。
その他、非対応のファイルを開こうとした場合は、エラーになる可能性があります。
データを正常に取り込めない場合は、他の拡張子のファイルでも同様かご確認ください。
1.「PowerDirector 15」を起動し、以下の画面になっている事を確認します。
なっていない場合は、画面右側のルーム一覧から「メディアルーム」をクリックし、 画面上部に表示されるメニューから「編集」をクリックします。
2.画面上部「メディアのインポート」をクリックします。
メニューが表示されるので、ファイル単体を取り込みたい場合は、
「メディアファイルのインポート」、
フォルダ内に入っている動画ファイルを全て取り込みたい場合は
「メディアフォルダのインポート」を選択します。
3.「メディアファイルのインポート」の場合は
「ファイルを開く」画面でインポートしたいファイルを選択、
「メディアフォルダのインポート」の場合は
「フォルダの選択」画面でインポートしたいフォルダを選択します。
4.ライブラリーウインドウにインポートした動画ファイルが表示されたことを確認します。
【画面の構成】
【(1)ルーム】
インポートした動画や、各種効果が種類ごとに分類されています。 ルームを切り替えながら編集作業を行います。
【(2)作業領域】
ここに動画や各種効果、音声を配置し、動画を編集していきます。
1.タイムラインビュー/ストーリーボードビュー
「タイムラインビュー」:動画をはじめ、各種効果や音声などを、
時間経過に基づいて配置し、動画作成を進めることのできる表示形式です。
「ストーリーボードビュー」:配置した動画や画像が一覧で表示されます。
但し、このビューでは利用できる機能に一部制限があります。
ビューの切り替えは、画面左のそれぞれのボタンをクリックして行います。
なお、ここから先はタイムラインビューを使用して説明します。
2.スライダー タイムラインビューで編集している際、青い部分をドラッグすることで、場面を任意に移動できます。
また、オレンジの部分をドラッグすることで範囲選択ができ、
その範囲をコピー・切り取り・削除することができます。
3.タイムラインルーラー 動画の時間経過が表示されます。
ルーラー上にマウスを持って行くと、時計のアイコンに変わります。
その状態で左右にドラッグをすることで、表示の拡大/縮小ができます。
表示を拡大することで、効果などの位置合わせが簡単に行えます。
画面左下の「タイムラインルーラースライダー」を使っても、表示の拡大/縮小ができます。
4.トラック
動画や音声、効果やテキストなどを配置し、位置や長さなどを編集する領域です。 位置を移動したり、長さの設定などを、マウスで操作できます。
5.機能ボタン 選択した動画や効果ごとに、設定できる機能が表示されます。
【(3)プレビューウインドウ】
編集した動画をプレビューできます。
1.クリップモード/ムービーモード 「クリップモード」:スライダーで指定した動画とその範囲内の効果・テキストのみプレビューします。
「ムービーモード」:スライダーで指定した位置から、動画全体の最後までプレビューします。 モードの切り替えは、再生ボタン右のそれぞれのボタンをクリックして行います。
2.プレビューの画質設定をする
3.ディスプレイオプション(クリップモード時のみ有効) プレビューウインドウ内に効果の配置などに役立つ表示を設定することができます。
「TVセーフゾーン」:通常のTVの表示範囲が点線で表示されます。
「グリッド線」:画面を指定の数に分割する点線が表示されます。
以下の基本的な編集操作を実際に行ってみます。
操作 |
内容 |
動画/音声の追加・削除・移動 |
動画をトラックへ追加したり、削除します。 |
テキストの挿入 |
動画内へテキストを挿入します。 |
トランジションの挿入 |
動画と動画の切り替わり効果を設定します。 |
エフェクトの追加 |
動画自体へ効果を設定します。 |
移動/コピー/削除 |
トラックの一部分の移動/コピー/削除の作業を行います。 |
【(1)動画/音声の追加・削除】
[追加] 1.「メディアルーム」へ切り替えます。
2.追加したい動画/音声を、作業領域内の各トラックへドラッグします。
配置できる場所には黄色い枠が表示されます。
[削除] 1.削除したい動画/音声をクリックし、選択します。 (選択すると周りが水色になります。)
2.[Delete]キーを押します。
[移動] 1.トラック内で移動したい動画/音声をクリックし、選択します。
2.マウスポインタが手の形になっている状態でドラッグをし、配置したい場所へ移動します。
【(2)テキストの挿入】
動画内へ、以下のようなテキストを挿入することができます。
テキストの挿入は、「タイトルルーム」で行います。
1.「タイトルルーム」へ切り替えます。
2.「新規タイトルテンプレートの作成」ボタンをクリックします。
3.「2Dタイトル」「3D-Likeタイトル」のどちらかを選択します。 「2Dタイトル」:平面的な文字を使ったテキストの作成 「3D-Likeタイトル」:立体的な文字を使ったテキストの作成
4.「タイトルデザイナー」が起動します。
5.画面左のテンプレートから、任意のデザインを選択し、クリックします。
また、画面上部でフォントやフォントサイズ、行間/字間、色などの設定ができます。
6.タイトルの表示されている領域をクリックすると、領域内にカーソルが表示されますので、 文字の編集を行います。
7.テキストが表示されている領域の枠線をドラッグして、テキストの位置を変更できます。
3.テキストに対して、表示開始時と終了時にアニメーション効果をつけることができます。
アニメーション効果をつけたいテキストが選択されている状態(外枠が表示されている状態)で、
画面左「エフェクトタブ」をクリックし、
「開始エフェクト」をクリックします。
4.効果の選択画面が表示されますので、任意のものをクリックし、「OK」ボタンをクリックします。
5.「終了エフェクト」も上記の手順で同様に設定します。
6.プレビュー画面の下部にある緑色のスライダーをドラッグすることで、
開始・終了エフェクトの長さを調整することができます。
7.設定が完了したら、「保存」ボタンをクリックします。
テンプレート名を設定する画面が表示されますので、任意の名前を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
8.テンプレートとして表示されますので、動画の追加と同じように、トラックへドラッグし、配置します。
9.領域の端にマウスを持って行き、マウスポインタの形が変わった所でドラッグをすると、
テキストの表示時間を変更することができます。
【(3)トランジションの挿入】
トランジションとは、動画の切り替わり効果の事です。
トランジションの挿入は、「トランジションルーム」で行います。 1.「トランジションルーム」へ切り替えます。
2.使用したいトランジションを選択します。 画面左のカテゴリをクリックすることで、表示の切り替えができます。
3.動画と同様に、ビデオトラックへドラッグします。
注意)切り替わり時に次の動画を表示させたい場合は、必ず2つの動画の間へドラッグします。 (黒い線が表示されます。)
4.前の動画に重なるように配置されます。 領域の端にマウスを持って行き、マウスポインタの形が変わった所でドラッグをすると、
トランジションの表示時間を変更することができます。
【(3)エフェクトの追加】
エフェクトとは、動画自体へ設定する効果の事です。
エフェクトの追加は、「エフェクトルーム」で行います。
1.「エフェクトルーム」へ切り替えます。
2.使用したいエフェクトを選択します。 画面左のカテゴリをクリックすることで、表示の切り替えができます。
3.動画の追加と同じように、トラックへドラッグし、配置します。
4.領域の端にマウスを持って行き、マウスポインタの形が変わった所でドラッグをすると、
エフェクトの適用時間を変更することができます。
【(4)移動/コピー/削除】
トラックへ配置した動画・テキスト・エフェクトなどを、一部分だけ移動・コピー・削除することができます。
但し、同じ時間に配置されている動画・テキスト・エフェクトなども一緒に移動・コピー・削除されます。
1.まずは範囲選択をします。開始位置へスライダーを移動します。
2.終了位置まで、スライダーのオレンジ色の部分をドラッグします。 選択された範囲が黄色で表示されます。
3.移動の場合は「切り取り」、コピーの場合は「コピー」、削除の場合は「削除」ボタンをそれぞれクリックします。
4.「切り取り」「削除」をクリックした場合は、トラックからその部分が消えます。
5.移動・コピーの場合は、貼り付けたい場所へスライダーを移動させ、「貼り付け」ボタンをクリックします。
現在の編集状態などを保存することができます。
1.画面上部「ファイル」をクリックし、表示されたメニューから
「プロジェクトに名前を付けて保存」をクリックします。
2.「名前を付けて保存」画面が開きますので、保存場所とファイル名を指定し、
「保存」ボタンをクリックします。
保存したプロジェクトを開くことで、続きから編集を行えます。
1.画面上部「ファイル」をクリックし、表示されたメニューから「プロジェクトを開く」をクリックします。
2.「ファイルを開く」画面が開きますので、保存場所とファイル名を指定し、「開く」ボタンをクリックします。
編集した動画をDVD-Videoとして、DVDへ書き込んだり、DVDフォルダを作成することができます。
1.画面上部「ディスク作成」ボタンをクリックします。
2.「コンテンツ」タブで、DVDに書き込みたい動画が表示されていることを確認します。
3.「メニューの環境設定」タブでDVD再生時に表示されるメニューの編集ができます。
なお、添付の製品ではテンプレートは1種類しかありませんが、
CyberlLink社が運営しているWebサイト「DirectorZone」では、
テンプレートを無償でダウンロードすることが可能です。 //directorzone.cyberlink.com/
(なお、DirectorZoneに関するサポートは弊社では行っておりません。
Webサイト内「お問合せ」よりCyberlLink社へお問合せ下さい)
4.「2Dディスク」タブで、書き込み時の設定を行います。 なお、添付の製品では「ディスク形式」で「DVD」しか選択できません。 「DVD」を選択する場合は、ディスクの容量を選択します。 「動画/音声の設定」で、任意の設定を選択します。
5.プレビューウインドウで、タイトル等のテキストを変更したり、移動ができます。
「BGM」:メニューの表示時に再生される音声ファイルを選択できます。
「最初に再生する動画」:ディスクを再生する際、メニューの前に再生される動画を指定します。空欄でも構いません。
6.設定が完了したら、「2Dで書き込み」ボタンをクリックします。
書き込みに関する設定画面が開きます。
「ディスクへ書き込み」:編集内容をディスクへ書き込みます。 「フォルダーの作成」:編集内容をパソコン内に「DVDフォルダー」として出力します。
設定できたら、「書き込み開始」ボタンをクリックします。
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